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大岡山の集合住宅
所在地:
東京都 大田区
用途:
共同住宅
竣工年:
2019年
延床面積:
397.26㎡
構造設計:
ロウファットストラクチュア
設備設計:
泉設備設計/五十嵐設備設計
施工:
林田建設
撮影:
長谷川健太
・東京建築賞 受賞
間口が狭く奥行きが非常に長い敷地に建つ集合住宅の計画。
同様の敷地形状は都市部では多く見られるが、都内の計画においては都の安全条例上の観点から接道の優位性が高いため、住戸の間口を極小にして道路に面した計画とする傾向が強い。
ここでは住戸としての十分な間口を確保したボリュームを4つ、南北にずらしながら線状に連ねる構成としている。
ずれを利用して線状のボリュームを貫通するように通り土間を設けることで、敷地奥へと光と風を誘い、同様の敷地タイプの計画が持つ鬱屈さと閉塞感から解放された建築の在り方を実現している。
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