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学園前の住宅

所在地:

奈良県 奈良市

用途:

住宅

竣工年:

2014年

延床面積:

131.35㎡

構造設計:

木下洋介構造計画

設備設計:

黒川智之建築設計事務所

施工:

堀内建築工房

撮影:

鈴木研一

奈良の郊外に建つ住宅。子どもは既に独立し夫婦二人での生活となるとのことから、プライバシーを気にせず、開放的な設えとすることを強く望まれていた。
一方で、大きなホールのような開放感は落ち着かないとのことから、空間としては連続性を保ちつつ壁や家具で緩やかに分節する方法を採用した。
敷地は傾斜地であることから、地形に沿うように床はスキップフロアで構成されている。そのため、階の分節は緩やかにありながら、断面的な空間の連続性は確保されている。
こうした平面的・断面的な空間性が重層することで、全体としては一体でありながらも不均質な空間が展開する構成となっている。

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